マンションに住んでるの!?貯水槽の水は危険すぎる!!
全くメンテナンスが行われていない貯水槽は、社会問題のひとつとしてさまざまなメディアで取り上げられるようになりました。
蛇口から出てくる水の安全性を知るためにも、この記事を読んで実情を把握してみてください。
貯水槽って何なの?
4階建て以上の団地やマンションは水道の圧力だけで水を供給することが難しいため、屋上に貯水槽を設置して各家庭に水が届きやすい仕組みを作っています。
貯水槽内部は水洗トイレのタンクと同じメカニズムとなっており、水量が減ると水の汲み上げが行われ、常に一定の水量と水圧が保たれているのです。
断水の際にもマンション内で水を使えるのは、貯水槽設置によるメリットと考えてください。
タンク内の水がなくなるまでは普通にキッチンやお風呂の水道が使えますので、マンションに住んでいる場合は、震災時の「水が出ない!」というトラブルも若干遅れて到達すると捉えてと良いでしょう。
どうして貯水槽は危険なの?
管理の行き届いていないマンションの貯水槽は、全くメンテナンスや清掃が行われていません。
その割合は集合住宅全体の30%という高い数字となっていますので、自分が暮らしているマンション管理に問題がある場合は、貯水槽の衛生面も疑った方が良いと言えるでしょう。
放置状態の貯水槽内部は、苔やカビ、錆などがびっしりとなっており、最悪の場合は小さな虫が混入しているケースもあるようです。
また水道水における異臭の原因が汚染されたタンクということもありますので、あまりにも違和感を覚える場合は、ウォーターサーバーなどの導入を検討した方が良いと言えるでしょう。
二階建てのアパートには貯水槽がない!?
貯水槽は基本的に4階以上の建物に設置されるため、2階建てのアパートには付いていません。
しかし近年では老朽したアパートには鉛の水道管が付いているという問題も注目されているため、どちらにせよ、集合住宅における水の品質について考える機会を設けた方が良さそうです。
ウォーターサーバーの水宅配はマンションやアパートでも対応可能ですので、購入したミネラルウォーター運びにウンザリしている皆さんにも満足できるサービス内容となっています。
マンションの管理やメンテナンスに問題があると気付いたら、早めに良質の水を買う方向性で動いた方が良いでしょう。