ミネラルウォーターにも賞味期限が記載されている!?
ミネラルウォーターに賞味期限が記載されていることは、意外と気付いていない人が多いようです。
今回は「ミネラルウォーターと賞味期限」について詳しくご紹介しますので、ぜひ購入時の参考にしてみてください。
おさらい!ミネラルウォーターって何でしょう?
スーパーやコンビニエンスストアで気軽に購入できるミネラルウォーターですが、実際は「ミネラルウォーターとは何なのか?」を知らずに飲んでいる人がたくさんいると言われています。
農林水産省で制定したガイドラインによると、「ミネラルウォーター」と呼ばれる商品は下記の4つに分類できます。
・ナチュラルウォーター
・ナチュラルミネラルウォーター
・ミネラルウォーター
・ボトルドウォーター
地下水の処理方法によって4つの分類が生まれるミネラルウォーターですが、「飲む」というだけの目的で購入するなら、「どれを選んでも良い」と言えそうです。
また「ナチュラルミネラルウォーター」や「ミネラルウォーター」はその名のとおり「良質なミネラルを多く含んでいる」という特徴がありますので、健康やダイエット目的で水を活用したい人は、パッケージの記載をチェックしてみてください。
ミネラルウォーターには「硬度による分類」もあり、ミネラル分の少ない「軟水」が最も日本人の舌に合っているとされています。
また軟水のミネラルウォーターは、「高齢者や赤ちゃんの胃腸に負担にならない」という利点もありますので、家族構成に合わせた水選びを行うことも、理想的だと言えそうです。
ミネラルウォーターの賞味期限はいつ始まったの?
ミネラルウォーターに賞味期限が付けられたのは、1987年のアメリカ・ニュージャージー州が始まりだと言われています。
「義務付け」がなくなっている現在でも、賞味期限の印刷が慣例化されているため、清涼飲料水やソーダ類と同じように記載が行われ続けています。
日本で売っているミネラルウォーターの賞味期限は?
日本で製造販売されているミネラルウォーターの賞味期限は、「ボトルの用量」によって異なります。
550mlの場合は「ボトリングから1年」、2リットルの場合は「ボトリングから2年」が一般的です。
この年数の違いは「容器の大きさや種類によって外部から受ける影響が変わってくる」という考え方によるものとされており、表面積の少ない550mlの場合は「外部からの影響が少ない」という結論によるものなのです。
ミネラルウォーターの賞味期限はボトルの強度や耐制によって記載されるため、「550mlだから不味くなるのが早い」というわけではありません。
ペットボトルの損傷や劣化によって「水の風味が変わることもある」ということを知り、なるべく直射日光などを避けてミネラルウォーターの保存を行うようにしてください。
賞味期限が過ぎたらミネラルウォーターが腐るの?
賞味期限を過ぎたミネラルウォーターであっても、「即座に腐る・飲めなくなる」ということはありません。
しかしペットボトルには「僅かな気体通過性」があるため、食品の臭いが漂うキッチン収納などに保管しておくと、「ミネラルウォーターの臭いや風味が悪くなること」もあるようです。
基本的には「賞味期限内であれば、ペットボトル・水ともに品質の問題はない」とされるミネラルウォーターですが、フレッシュな状態を楽しむためには、「なるべく早く飲んだ方が良い」と言えそうです。
非常用の保存水は賞味期限が5年間!?
非常用として販売されているミネラルウォーターは、賞味期限を5年としています。
これは「保存すること」や「万が一の際に使う水であること」という理由によって設けられた賞味期限となりますので、普通のミネラルウォーターでは、「ここまでの賞味期限は必要ない」と考えて良いでしょう。
市販のミネラルウォーターを「非常用」として保存する場合には、賞味期限をきちんとチェックした上で、「1~2年ごとの入れ替え」を行ってください。
鮮度の高い水を求めるならウォーターサーバー宅配がおすすめ!
賞味期限を気にせずミネラルウォーターを飲みたい人には、定期配送が行われるウォーターサーバーの活用がおすすめです。
タンクの大きなウォーターサーバーは、「6カ月~1年」が平均的な賞味期限となっています。
開封後は「2週間~1ヵ月」で飲みきることが理想的ですが、毎日の生活で「1日2リットルの水を飲む習慣」を付けていれば、問題なく使い切れる内容量と言えるでしょう。
ひとり暮らしなどで水をたくさん使う暇のない人は、洗顔や野菜洗いなどにウォーターサーバーの水を使うスタイルもおすすめです。
まとめ
多くの人が意識しないミネラルウォーターの賞味期限ですが、意外と「無視できない存在」と言えそうです。
ウォーターサーバーの配送は自分のライフスタイルに合わせたペースで指定ができますので、「水を余らせてしまうこと」を懸念する人でも活用しやすい存在と言えるでしょう。