水分補給で病気を予防する
継続的に水を飲み続けていると、さまざまな病気の予防ができるとされています。
今回は、水と関連性の高い病気をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
脳梗塞や心筋梗塞
脳梗塞や心筋梗塞は、血液中の「血栓」が詰まって起こる病気です。
血栓は脂分の高い食事や水分不足などによって生じるため、定期的な水分補給を行い続けることで、自然に血栓が溶けるケースが多いとされています。
特に夏は水分不足で脳梗塞や心筋梗塞が起こりやすいシーズンとなりますので、サラサラ血液をたくさん流すためにも、1日1.5~2リットルの水を飲むようにしてください。
膀胱炎
水分不足の人は膀胱に溜まった細菌が繁殖しやすい傾向があるため、「細菌を流す」という意味でも、水分摂取が膀胱炎予防に繋がると言われるようになりました。
膀胱炎対策としてお茶を飲む人もいるようですが、水以外の飲み物は利尿作用が高く、腎臓にも負担をかけてしまう難点があるため、あまりおすすめできません。
膀胱や腎臓への負担を考えた水分補給をする際には、ミネラルウォーターを中心に購入することが理想的だと言えるでしょう。
肩こり・頭痛
慢性的な肩こりの多くは、肩や首などの血流が滞ることで起こるとされています。
頭痛についても同じ原因が考えられるため、1日1.5リットル以上の水を飲み、「滞った血液を流す」ということに励んでみてください。
水分補給と半身浴、ストレッチやウォーキングをセットで行えば、全身の血液循環が改善します。
また水分補給は集中力アップにも高い効果を発揮しますので、勉強や仕事で疲れた時の休憩として飲むスタイルもおすすめです。
二日酔い
お酒と共に水を飲む習慣を付けると、血液中のアルコール濃度を下げることができるため、肝臓への負担軽減というメリットが得られます。
また水分によって肝臓のアルコール分解がスムーズに進むようになれば、二日酔いなどの不調に悩まされることもなくなると言えるでしょう。
利尿作用の強いビールはドロドロ血を作る原因として注目されていますが、飲み会の後にコップ1~2杯の水を飲む習慣を付ければ、お酒の飲み過ぎで生じるさまざまなトラブルを回避できると言えそうです。