美味しいカキ氷で夏を乗り切ろう!
初夏になるとさまざまなお店に登場する「カキ氷」は、夏の風物詩とも言える存在です。
今回は多くの人が好む「カキ氷」を徹底解剖していきますので、ぜひチェックしてみてください。
カキ氷で水分補給ができる!
氷を削って作るカキ氷は、「水を飲むことが苦手な人」の水分補給手段に適した存在です。
水を飲み過ぎると「お腹がちゃぷちゃぷする」という状況に陥ってしまいますが、冷たいカキ氷をゆっくり食べれば、真夏に起こりがちな「水中毒」も防げるのです。
またカキ氷には「体温を下げる作用」もありますので、真夏の熱中症対策と脱水症状対策がダブルで出来るデザートと言えるでしょう。
カキ氷は低カロリー
氷を主材料にしている「カキ氷」は、甘いものを我慢しているダイエッターの皆さんにおすすめの低カロリーフードです。
山盛りのカキ氷をもくもくと食べれば、「スイーツを我慢したことによるストレス」の解消へと繋がります。
また最近では健康に良い低カロリーのシロップレシピも登場していますので、健康に痩せるために美味しいカキ氷を活用してみてください。
カキ氷はいつの時代から存在しているの?
日本におけるカキ氷の記録は、清少納言の「枕草子」の中に残っています。
平安時代のカキ氷は「小刀で削る」という手作業で作られていたため、特権階級だけが口にできる存在だったようです。
庶民の間でカキ氷のお店が登場したのは、1869年の横浜馬車道が最初とされています。
「日本におけるアイスクリーム発祥の地」とされているこの店では、「氷水」というネーミングでカキ氷を販売していました。
明治20年代に入ると、氷生産の技術が進歩によって、さまざまな飲食店でカキ氷が販売されるようになっていきます。
現在最もポピュラーなフレーバーとされている「いちご」や「レモン」味のシロップはw、戦後に登場したものです。
ちなみに・・「カキ氷」と「フラッペ」は違うの?
1950年代に人気が衰退したカキ氷は、1970年代に「フラッペ」という名称でレストランや喫茶店に置かれるようになりました。
フランス語のフラッペは、「クラッシュドアイスにリキュール類を注いだ飲料」という意味となっていますが、日本の場合は「カキ氷とほぼ同じ意味」と捉えて良さそうです。
またカジュアルなお店では「フラッペ」というネーミングを使うことが多いため、日本ではカキ氷とフラッペが両方普及するようになりました。
本題!自宅で美味しいカキ氷を作るコツを教えて!
【氷の作り方】
美味しいカキ氷を作る時には、天然水やミネラルウォーターなどの「美味しい水」を使ってください。
ふわふわのカキ氷を作るには、「水200mlに対して砂糖大さじ3杯を入れること」をおすすめします。
氷に入った糖分は「氷の結晶を包む」作用に繋がるため、蜂蜜などで代用しても構いません。
水に含まれる不純物を中心に集めるためには、製氷皿をポリ袋に入れて、タオルで巻くことで「ゆっくり凍らせる」ということを心掛けてください。
冷凍庫の温度を弱い設定にすれば、非常に良質な氷が完成します。
【カキ氷の作り方】
①カキ氷で使う「器」を冷凍庫で冷やしておきます
②冷凍庫から氷を出したら、約15分常温で放置します
③カキ氷マシンに「削り方」の設定がある場合は、細かく削れるものを選んでください
④シロップは「細い注ぎ口」からかけた方が、美味しく仕上がります
話題のレシピ①フレッシュキウイのカキ氷
人工的な甘さが苦手な人は、キウイフルーツなどの果物を使って「オリジナルのシロップ」を作ってみましょう。
ベースとなる白蜜は、水200ccと白砂糖150gを5分ほど煮詰めて作ります。
白蜜が完成したら、キウイフルーツ、白蜜、レモン汁をフードプロセッサーにかけて、完成です。
このレシピはオレンジや苺などでも代用できますので、ぜひ自分に合ったシロップを見つけてみてください。
話題のレシピ②ヨーグルトの濃厚カキ氷
「カキ氷にヨーグルトをかけるだけ」という、簡単&ヘルシーなレシピです。
隠し味としてカルピスを加えると、更に濃厚なカキ氷が完成します。
カルピスとヨーグルトの乳酸菌は腸内環境の改善効果がありますので、夏バテによって胃や腸が疲れている人にも適したレシピと言えそうです。
話題のレシピ③サイダー&フルーツのカキ氷
お気に入りのサイダーにカットフルーツを入れて、それをカキ氷にかけるだけという簡単レシピです。
練乳を加えれば「まろやかさ」もプラスされますので、いろんなバリエーションが楽しめるレシピとなっています。
フルーツを切る時間のない時には、缶詰を活用してみてください。
まとめ
美味しいカキ氷の作り方やレシピ、歴史などをご紹介してみました。
ウォーターサーバーの水はカキ氷に適した味わいとなっていますので、ぜひ活用してみてください。