「褐色脂肪細胞」を知ることで綺麗に痩せる!?
近年話題になっている「褐色脂肪細胞」は、痩せ体質になるために欠かせない存在と言われています。
今回は「褐色脂肪細胞を活性させる飲み物」をご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
確認!褐色脂肪細胞って何ですか?
褐色脂肪細胞は、脂肪を燃やして消費カロリーを増やしてくれる「脂肪細胞」の一種です。
脂肪細胞には2種類あり、一般的な「脂肪」、白色脂肪細胞と呼ばれています。
これに対して褐色脂肪細胞は、「白色脂肪細胞を燃やす働きがある」とされているため、細胞の働きを活性化させるだけで、ダイエット効果が得られるのです。
褐色脂肪細胞には「加齢と共に減少する」という難点があるため、どんなに頑張っても細胞を増やすことはできません。
また体の冷えや無理なダイエットを続けていると、「褐色脂肪細胞の減少が加速すること」もありますので、注意が必要です。
長年ダイエットを続けている人が「痩せにくい体質になる理由」の中には、褐色脂肪細胞の減少も考えられると言えるでしょう。
褐色脂肪細胞の活性化法①ヒートショックプロテイン
低酸素や加圧などの「身体に対するストレス」は、細胞を元気に戻してくれるヒートショックプロテインの増加を促します。
特に注目度の高い「HSP入浴法」は、簡単にヒートショックプロテインを増やす方法として注目されており、褐色脂肪細胞の活性化に活用する人も急増しているのです。
HSP入浴法は、まず「40度のお湯に20分浸かること」から始めます。
この時の体温は38度前後まで上がるため、お風呂から出た後も「10~20分身体を冷やさないこと(保温)」を心掛けてください。
保温が終わったら、ミネラルウォーターなどを飲んで水分補給を行います。
この入浴法が面倒な人は、褐色脂肪細胞が集中している肩甲骨周辺に「熱いシャワーをかける」だけでもOKです。
お湯と冷水を交互に浴びる「温水法」を行えば、簡単に褐色脂肪細胞を刺激できます。
褐色脂肪細胞の活性化法②手のひらを刺激する
バスタイムの時間を確保できない人は、氷や保冷剤などを「握る」という習慣で、体内の温度センサー「小体」を刺激してみてください。
オフィスなどでは「買ったばかりのアイスクリームや缶コーヒーを握る」というだけでも、良い形で小体の刺激が可能となります。
褐色脂肪細胞の活性化法③バランスの良い食事を「ゆっくり」食べる
褐色脂肪細胞には「白色脂肪細胞の1,000倍ものミトコンドリア」が含まれているため、ミネラルやビタミン、酵素などを含んだ食生活を通して、「ミトコンドリアを元気にすること」を心掛けるようにしてください。
ダイエットによる偏った食生活は、褐色脂肪細胞内に存在するミトコンドリアから元気に動き回るパワーを奪います。
また食事中に受ける「美味しい」という刺激もミトコンドリアの活性化に繋がりますので、満腹感と脂肪燃焼を得るためにも「ゆっくり味わって食事をすること」がダイエットへの近道となると言われています。
褐色脂肪細胞を刺激する飲み物もある!?
褐色脂肪細胞を刺激する飲み物を活用すれば、更に効率よく「痩せ体質」へと近づきます。
今回は最近話題になっている「4つの飲み物」をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
杜仲茶
杜仲茶に含まれる「アスペルロシド」は、褐色脂肪細胞の活動を促す「胆汁酸」を増やす作用がある成分です。
アスペルロシドの定期摂取は「1時間のウォーキングと同レベルの脂肪燃焼効果がある」とされていますので、ダイエット中の皆さんはぜひ杜仲茶を飲むようにしてください。
シナモンコーヒー
シナモンの「シンナムアルデヒド」は、褐色脂肪細胞の活性化を促す香り成分です。
コーヒーに含まれる「コーヒークロロゲン酸」と「カフェイン」は、交感神経を刺激して、「脂肪燃焼しやすい体質」に導いてくれます。
またシナモンの香りには「胃腸の働きアップ」や「ストレス解消効果」もありますので、定期的に飲むことで「過度なダイエットによって生じる不調」も改善してくれると言えそうです。
ミントティー
爽快感漂う「メントール」をミントティーで摂取すれば、寒冷刺激によって褐色脂肪細胞の活性化が可能となります。
またミントには腸の働きをサポートする作用もありますので、便秘による「ぽっこりお腹」に悩む人にも嬉しい飲み物と言えるでしょう。
ジンジャーティー
体を温めることで知られるジンジャーティーを飲んでいると、生姜特有の辛み成分が褐色脂肪細胞を活性化してくれます。
特に生姜を加熱乾燥したジンジャーティーには、「脂肪燃焼と体温アップ効果が高い」という報告もありますので、効率よくダイエットを行うためにも、「ジンジャーティーの種類」にこだわってみても良いでしょう。
まとめ
褐色脂肪細胞の活性化を行う方法は、意外とたくさんあると言えそうです。
今回紹介した飲み物をタンブラーに入れて持ち歩けば、自分の好きなタイミングで「褐色脂肪細胞に刺激を与えること」が可能となります。
また効率の良い水分補給にも繋がりますので、ぜひ美味しい水を使ってお茶やコーヒーを抽出してみてください。